免責事項
本ソフトウェアの使用によって生じた、いかなる損害(データの損失、PCの不具合など)についても、制作者は一切の責任を負いません
単純な演算から複雑な関数まで様々なノードを組み合わせて自由に処理を組み立てることが出来ます。
(なんでも出来ると言いたいところですが、まだまだ出来ないこともあります)
天体写真向けに設計していますが、本質的にはフローベースの数値演算ツールとなっています。
複雑な処理は高度な数学知識が必要になりますが、
単純な処理なら中学程度の知識で可能です。
良く使う処理はサブフローにし、添付しているので参考にして下さい。
この2つは実質的に同じです。
データ(画像)処理として完結している物をフロー、
良く使う処理だけ切り分けた断片をサブフローと呼んでいます。
フローの読み書きは画面上段のボタンから出来ます。
サブフローを編集中のフローに挿入したい場合、メニューの「別のフローをインポート」から出来ます。
添付の一般的なサブフロー
平均
背景フラット
LRGB合成
シグマフィルタリング
ぼかし
アンシャープマスク
ノードを自由に繋いでフローを書く事が出来ます。
加算、符号反転など基本的な演算からトーンカーブなど写真編集でよく使われものまで、基礎的な処理をノードとして用意しています。
これらを配置し相互に接続することで独自の画像処理を組み立てられます。
ピクセル値の演算はすべて単精度浮動小数点型で行われ保存されます。
設定を変えれば倍精度にすることも可能です。
GUIの簡素化のため殆どのノードの演算は交換法則が成り立つ計算になっています。
この為に減算や除算は無く、代わりに符号反転と逆数があります。
ノードには入出力共に1本だけ繋ぐことが基本です。
発展した繋ぎ方として、入出力を複数本繋ぐことも出来ます。
ノードには入出力共に1本だけ繋ぎます。
加えて、加算や比較、フィルターなどでは補正値ノードから定数を1本繋ぎます。
つまり、基本的な接続は入力1本、補正値1本、出力1本になります。
ノードに入出力それぞれ複数本の接続します。
入力を複数本接続した場合、入力間で処理し処理し出力に送ります。
例えば加算の場合、入力間で加算し結果を出力に送ります。
出力を複数本接続した場合、同じ処理結果を全ての出力に送ります。
接続1本からの送られてくるデータ(画像)の数が複数枚と単一枚の場合があります。
単一枚の場合は、複数枚へのブロードキャストとなります。
例えば、比較に対し入力複数枚、補正値単一枚を送った場合、
入力複数枚それぞれに対し補正値で比較した結果を出力に複数枚で送ります。
複数枚の場合は、対になるデータ(画像)同士での処理になります。
例えば、比較に対し入力複数枚、補正値複数枚を送った場合、
入力複数枚と対になる補正値で比較した結果を出力に複数枚で送ります。
ノードの種類によって入力複数枚に対する出力枚数が変ります。
N:1パターン
動作: 複数の入力データを統合・集約して単一の結果を作成
例: 総和ノード(複数の画像を加算して1枚の合成画像を出力)
用途: 画像スタッキング、平均化、統計処理など
0:Nパターン
動作: ファイルやデータソースから新しいデータを読み込み
例: RAW読み込みノード(ファイルから複数のRAW画像を読み込み)
用途: データの入力、ファイル読み込み
N:0パターン
動作: データをファイルに保存したり外部に出力
例: 画像書き出しノード(複数の画像をファイルに保存)
用途: データの出力、ファイル保存
N:Nパターン
動作: 各入力データに対して個別に同じ処理を適用
例: 乗算ノード(3枚の画像を入力すると、それぞれに係数(補正値)を掛けた3枚の画像を出力)
用途: フィルタ処理、色調補正、ノイズ除去など
入力または補正値を x,y 、出力を v,w とすると以下となります。
x が複数枚, y が単一枚で、
N:1 の場合、v(0) = w(0) = x(0) + x(1) + ... + x(n) + y
N:N の場合、v(n) = w(n) = x(n) + y
x,y が共に複数枚で、
N:1 の場合、v(0) = w(0) = x(0) + y(0) + x(1) + y(1) + ... + x(n) + y(n)
N:N の場合、v(n) = w(n) = x(n) + y(n)
通過するデータを後のノードに補正値と認識させるノードです。
通常のデータを「補正値データ」に変換します
データの内容は変更せず、役割のみを変換します
変換されたデータは後続のノードで補正用データとして認識されるようになります
係数ノード、2次関数近似ノードは変換なしで「補正値データ」を出力します
使用方法
補正に使用したいデータの後続に「補正値」ノードを接続します
演算ノードに主データと補正値ノードを接続します
主データに補正値を演算したデータが生成されます。
ダークフレーム減算
ダークファイルから読み込むノードの後続に「符号反転」と「補正値」ノードを接続します
加算ノードに主画像データと「補正用」になったダークデータを接続します。
結果、すべての主画像データからダークデータが減算されます。