点像抽出の出力と恒星カタログとの比較を行い、画像に写っている恒星を同定します。
恒星カタログは TSV 形式のものが使えます。
最初の動作時にカタログを検索する為の索引を作成します。
索引作成には十数分程度の時間が掛かりますが、索引はファイルで保存し次回以降再利用します。
注意:点像抽出ノードの出力はデフォルトが補正値に成っています。星同定ノードに入力する際には補正値のチェックを外してください。
画像パラメーター
・画角 [deg]:元画像の大体の画角を入力
・[bool]:元画像のヘッダ情報(Exifなど)から画角を推定するか
カタログ照合パラメーター
・照合許容半径 [%]:辺の長さに対し何%の誤差を許容するか、ここで言う半径は3辺の差のノルムである
・等級上限 [mag]:検索に使用する星を指定の等級より明るい星に制限する
星像選択パラメーター
・グリッド:画面を縦横に分割しそれぞれから星を選択する
・グリッド辺り星数:各グリッド内の明るい星から指定数の星を選択する
・RANSAC試行回数:選択した星とカタログとをランダムに照合する回数
・RANSAC乱数シード:乱数生成に用いるシード、入力データとシードが同じなら同じ結果になる
恒星カタログは VizieR などから得る事が出来ます。
https://vizier.unistra.fr/
例えば、VizieR からヒッパルコスカタログを取得する場合、
1. https://vizier.unistra.fr/ で "I/311/hip2" を検索
2. VizieR をクリック
3. Column の HIP, RArad, DErad, Hpmag を選択
4. Preferences の Tab-Separeted-Values を選択
5. Submit をクリック
ヒッパルコスカタログ I/311/hip2 の TSV ファイルでの設定例
config.py
CATALOG_PATH = ("HIP", "./sample/I_311_HIS2.tsv")
CATALOG_HEADERS = [
# name catalog
("ID" , "HIP" ),
("RA" , "RArad"),
("Dec", "DErad"),
("Mag", "Hpmag"),
]
CATALOG_DB_MAG = 8.0
CATALOG_DB_NUM = 10
ファイルサイズの目安
ヒッパルコスカタログ(恒星数 117,955, 8等級以下 37622)の場合、
CATALOG_DB_MAG = 8.0, CATALOG_DB_NUM = 5 の時、約 73 MB
CATALOG_DB_MAG = 8.0, CATALOG_DB_NUM = 10 の時、約 256 MB
CATALOG_PATH:識別子と恒星カタログのファイルパス
CATALOG_HEADERS:認識名と恒星カタログのTSVヘッダ
CATALOG_DB_MAG:恒星カタログ索引に登録する恒星の等級制限
CATALOG_DB_NUM:恒星カタログ索引に登録する恒星と他の恒星との位置関係データの数